てぃーだブログ › 沖縄で骨盤矯正ならなかのまち整体 › 膠原病と妊活

【PR】

  

Posted by TI-DA at

2018年10月20日

膠原病の方から妊活の問い合わせ

以前、膠原病の方(Aさん)から骨盤矯正の件で問い合わせの電話がありました。



Aさん「骨盤矯正について伺いたいのですが?」

私「はい どのようなお悩みでしょうか?」

Aさん「現在、膠原病を持っていて、治療がしばらく落ち着いているので、妊活のために骨盤矯正を受けたいのですが、ネットに『1回で劇的によくなる』って書いてあったので、1回受けてみたいのですが受けれますか?」

私「え? 私のホームページに『1回で劇的に良くなる』と載っていましたか? 私のお店では1回で改善するというケースはほとんど無くて、劇的に良くなるというケースもほとんど無いのですが・・・」

(Aさんを責めているわけではありませんが、当院のホームページには「1回で劇的に良くなる」とは載せておりません。)

Aさん「そうですか。」

私「お薬とか服用されていますか?」

Aさん「プレドニンを服用しているのですが、現在は休んでます。」

私「そうですか。Aさんのお話を伺うと、私のお店の骨盤矯正よりも血液検査のほうがおすすめですが・・・1回の骨盤矯正だけでどこまでできるのかは何とも言えません。」

Aさん「血液検査ですか、現在も病院で血液検査をしているので、これ以上お金をかけたくないんです。」

私「そうですか。病院で行っている血液検査では解らないことがあって当院の60項目の血液検査をすると、わかることがあるのですが。」

Aさん「検討してみます。」

とのことでした。膠原病を調べてみると、ネットには「関節リウマチや全身性エリテマトーデスなど 30 以上の病気の総称です」と載っております。免疫の異常により、関節に炎症が起こり痛みや腫れなどの症状がでるとのこと。

Aさんのように膠原病のお薬や、NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)などのお薬を服用されている方からの不妊の問い合わせがあるので説明をしておきます。

お薬を服用されている方の場合、一般の不妊治療(機能性不妊症)の方とは違い、赤ちゃんが授かるまでのハードルと、授かった後のハードルの2つが存在するということです。

なぜならば、お薬を服用しているという時点で、人間本来の自然治癒力に問題が起きていることを意味しているからです。自分の身体を自分で治せない状態でお腹の中の赤ちゃんを育てることが出来るのか?ということです。また、お薬は身体にとって異物であり、それは、赤ちゃんにとっても同じことです。

(お薬を服用されている方を否定しているわけではありません。大変お辛いことはわかります。)

ネットを見ると膠原病をお持ちでご出産された方のブログなどがあるようですが、かなり頑張られているようです。

赤ちゃんからすると、お母さんのお腹の中がお家です。例えば、お家が新築の状態と、お家の修理が必要な状態(例えばエアコンが壊れている)。どちらに住みたいかはハッキリしております。

仮に赤ちゃんが授かれたとして、約10ヵ月間、強制的に赤ちゃんの方に栄養がいくので、その間、お母さんは後回しになるということです。

赤ちゃんのためにも、10カ月間耐えられるお身体を作る

非常に重要です。

走り幅跳びで助走をつけて飛ぶのと、助走無しで飛ぶのとどちらが遠くへ飛べるか?

病気をお持ちでない方でも不妊治療をするのに、病気をお持ちでお薬を服用されている方であるならなおさら10カ月間耐えられるお身体を作ることは重要になります。

先ほどの2つのハードルは加齢とともに高くなる。女性はそれは直観的にわかっていらっしゃると思います。焦れば焦るほど、早く不妊治療をしたいという思い。できるなら、急がば回れ。(わかってはいるけど・・・)








  

Posted by なかのまち整体 at 16:24Comments(0)膠原病と妊活