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2018年10月21日

【男性の更年期障害】 自力で頭を支えられなくなった方

50代前半男性Aさんの症例です。

【男性の更年期障害】 自力で頭を支えられなくなった方

一般的には女性の更年期は45歳~55歳までを呼んでおりますが、男性の方もこの時期に様々な症状が出てまいります。Aさんの場合1年前から自覚症状がでてきました。

自覚症状 1年前から肩こり、目の疲れ(瞬きを頻繁にする)、立ちくらみ、首に違和感があって気持ちが悪い。

Aさんは1年前から自覚症状が出て、今年に入り、症状が悪化したためご来院になられました。

Aさん「去年から首、肩が変な感じがあったんです。それが、今年になって、自分の頭を支えることさえキツクなってしまったものだから、仕事が出来なくなって、今週1週間お休みをいただいたんです。それで、娘の紹介でここにきました。」

Aさん「今の現場の仕事は10年ほどやっているのですが、1日も休んだことがなかったんです。頭を持ち上げるのがキツクて仕事にならないから、仕方なく休みをもらいました。」

Aさんの症状はあまり一般的ではありませんでした。私はこの症状は身体のゆがみとは関係ないと直感し、食生活に問題があるとおもいました。Aさんの食生活を下記します。

食欲 あまりない。 
朝食 子供のころから抜いている。
昼食 少なめの弁当
夕食 少な目
間食 夕食後に菓子パンやアイスなどの甘い物を良く食べる。
タバコ 1日1箱
アルコールは飲まない。

Aさんの食生活を伺って私はサルコペニアだと感じました。ネットより抜粋

サルコペニア(sarcopenia)とは、加齢による骨格筋量の低下と定義され、副次的に筋力や有酸素能力の低下を生じる。筋肉量の低下を必須項目とし、筋力または身体能力の低下のいずれかが当てはまればサルコペニアと診断される

【男性の更年期障害】 自力で頭を支えられなくなった方

写真は、以前の分子栄養学のセミナーの時の資料です。右側の状態がサルコペニアで、腹筋やお尻・足などの筋力低下によって、猫背になります。年配の女性によく見かける姿勢です。

Aさんの食事は
①筋肉の元になるタンパク質がかなり不足している。
②おそらく、1日に必要なカロリーが不足している。(筋肉を壊してします。)
③糖質に偏りすぎている。

Aさんの食事の仕方は 

身体を作る(タンパク質充分) < 身体を壊す(タンパク質不十分)

でした。一般的にはサルコペニアは60代以降に多く見られるのですが、Aさんは50代前半でその兆候が見られました。

Aさんには食事、特に筋肉・軟骨・骨の元になるタンパク質を充分とるようにお願いし、Aさんはご帰宅されました。






Posted by なかのまち整体 at 16:49│Comments(0)男性の更年期障害
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