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2018年10月21日

【膵臓ガン】ぎっくり腰かと思ったら違っていた。

今から8年ほど前、私が整体師として雇われていた時の話。

登場人物 60代男性Aさん Aさんの奥様 先輩整体師B、C 社長D 私 の6人です。

【膵臓ガン】ぎっくり腰かと思ったら違っていた。

私が整体師になりたての頃、Aさんはぎっくり腰で階段を昇ってご来院になられました。

Aさん「1週間も痛くて夜も眠れないから知り合いの紹介でこちらに来ました↓」

少し体勢を変えるだけでお尻のえくぼ(どちら側かは覚えておりませんが片方です。)に激痛が走り整体のベッドにたどり着くのもやっとのことでした。

Aさん「いたたたっ! いたっ!」

Aさんはお身体がかなり歪んでいたので、私は心の中で「(歪みを整えればこの激痛は改善するだろう)」と思っておりました。初回から1週間ほぼ毎日私が担当させていただいたのですが、全く改善がみられなかったので、先輩Bさんが見かねて担当を変わって下さいました。

それから1週間ほどB先輩が担当されて(猛烈に頑張っていた)、その途中で私は転勤になりました。それから2~3週間たったある日、転勤先でのこと

C先輩「まだ、Aさん通われてるみたいですね。」

私「えーー! Aさんまだ通われているのですか?」

C先輩「はい Bから連絡があって、Aさんが全然良くならないからD社長に電話がありました。それで今度の日曜日にD社長と私がAさんをみることになりまして、Aさんにこちらに来てもらうことになりました。」

約1ヵ月の間、Aさんは整体を受けられていたのですが、ぎっくり腰(正確にはぎっくり股関節)が全然改善していませんでした。この週の日曜日にD社長とC先輩は丸1日かけてAさんを整体したのですが、全く症状は改善できませんでした。それから約1ヵ月の事。

C先輩「Aさんが膵臓癌で亡くなられました。」

Aさん「えーーー!」

この時はかなりの衝撃でした。Aさんはあの後、病院に行ったら膵臓癌が見つかり、末期だったとのことでした。後日、Aさんの奥様が担当を1番頑張られていたB先輩の元にいらっしゃいました。(この時、たまたま私も居ました。)

Aさんの奥様「Bさん 本当に今までありがとうございました!」

Bさんは本当に頑張られておりました。「整体でも難しい物ってあるんだな」と。この時、Bさんの熱意を感じたのと、もう1つ感じたことは、

「(Aさんに1ヵ月ほど毎日整体を受けていただくことが良かったのか?)」

ということ、Aさんのような内臓疾患が原因の場合と、通常のぎっくり腰の場合の見極め方を突き詰めないといけないのでは?ととてもかんじました。それ以降はぎっくり腰のお客様が怖くなりました。

実際、数年前にぎっくり腰でいらした方は原因が黄色ブドウ球菌でした。過去に書いたブログは下記です。

急性の腰痛は菌が原因でした。

ぎっくり腰などの急な痛みの時、それが身体のゆがみが原因なのか、内臓疾患などが原因なのかの見極め方は、医学的な根拠はないのですが、私の個人的な考えは以下です。

①整体を1~5回程受けても症状が全く変わらない場合。
②症状が出る前にお薬を服用したり、注射などを打っていないか。
③50歳以降の方は要注意。
④健康診断で指摘を受けていないか、肝機能、糖尿病、高血圧など
⑤女性の場合は婦人科系や腎臓系(膀胱炎、腎盂腎炎)なども疑う。
⑥胃腸が弱い(便秘や下痢を繰り返す。親がピロリ菌を持っていた。お腹を下しやすい。常に便秘)

また、50歳以降の方で、常に腰が痛くて腰痛ベルトをしているような場合は、骨や軟骨そのものが弱くなっている可能性があります。下記します。

①お腹がかなり出ていないか?
②甘い物を毎日食べていないか?
③カップラーメンなどのインスタント食品を良く食べていないか?
④夜1時以降に寝てはいないか?

以上








Posted by なかのまち整体 at 09:51│Comments(0)ぎっくり腰と膵臓ガン
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